1歳のお子さんとの時間を大切にしながら、フリーキャスターとしても活躍している外川智恵さんは、ご主人の仕事による渡米をきっかけに、シートンホール大学やコロンビア大学での日本語研究・指導に携わるようになり、また、表情トレーニング、会話表現、カラーセラピーといった「視覚的イメージ戦略」のアドバイザーとしても活躍しています。 幼い子どもを抱えたワーキングマザーは、どうしても寝不足やストレスが顔に表れがち。なのに、外川さんには一切それが感じられません。『代官山ametuti water Projectイベント』でレクチャーいただく「顔年齢の若さを保つコツ」を、一足先にうかがってみました。
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アナウンサーというお仕事に就いたきっかけは?
実は私、アナウンサーを目指していたわけではないんです。
河口湖町の天下茶屋(補足:文豪・太宰治が滞在したことでも有名)の二代目の父はとても古い考えを持っていて、「女に学問はいらない」と大学進学には猛反対でした。受験勉強をしているのが見つかると叱られるので、気付かれないように隠れて受験勉強をしていました。そんなとき、一般推薦の合格者は入学を断れないという話を聞いて、「これしかない!」と思ったわけです。(笑)
卒業したら地元に戻って家業を手伝うという約束で進学と東京行きを許してもらったのですが、生活費はアルバイトでやりくりしなければなりませんでした。学芸員になりたくて勉強をしていたので、「大学の勉強に支障をきたさず、短い時間で効率よく稼げる仕事は?」と考えて始めたのがナレーター・コンパニオンのお仕事だったのです。
当時、かなり遅い反抗期だった私は、卒業後もうまく親元から逃げる方法を探していました。東京の会社に内定をいただいてホッとしていた矢先、母から電話がかかってきて「山梨放送の願書が明日締め切りだから帰っていらっしゃい」と。卒業したら帰る約束でしたから仕方なく従ったのですが、その年はアナウンサー採用枠がなかったので、落としていただきたい一心で「アナウンサー以外では就職しません」と言い切ったのですが、結果は、アナウンス部所属で合格してしまって‥‥。
もちろん、始めたらとことんやりたい性分なので、アナウンサーとして一人前になろうと自分なりに頑張りました。キャスターとなって、アナウンス部と報道部の掛け持ちをした後、結婚を機に山梨放送を退職したのです。
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子育てをしながらのお仕事は大変、でも顔に疲れが感じられませんが
二人とも実家は山梨なので子育てには夫も協力してくれていますが、一歳児はまだまだ手がかかって、母親業も仕事も中途半端だなと常々感じています。でも、何でもかんでも無理して一人でやらず、手を差し伸べてくれる人には甘えてもいいのではないかと思うんです。子育てでも仕事でも、一人で抱え込んで頑張りすぎている人たちには、「自分が誰かの役に立ったとき、気持ちいいでしょう?その気持ちの良さを、誰かに味わわせてあげたくない?」とアドバイスしています。甘えるということは、役割のシェアができるということなんだと考えませんかって。ストレスは心にも体にも肌にもよくないですからね。
話はちょっと変わりますが。
朝7:40に話し始めるニッポン放送の番組がある日は、早朝に起きて洗濯をしながら食事を作って準備をし、5時半に家を出ています。声のトーンを作ったり、声をはっきりと伝えたりするためにはウォーミングアップが必要なのですが、あわただしい朝には余裕がなくて。
そんなとき、家事をしながら口元を縦横に延ばす訓練をしています。声を出しながら口をしっかり動かして「オエオエオエオエ」(横の動き)とか「エビエビエビエビ」(縦の動き)とか。これなら、手を動かしながらでも、用事をしながらでも、できますよね? (補足:インタビュー中の外川さんの「オエオエ」「エビエビ」は、顔の筋肉をあまり動かさない普通の人には絶対に無理なスピードでした)
子どもの相手をしているときにもオススメです。「オエオエオエオエ」「エビエビエビエビ」と言いながら子どもに顔を近づけていくと、キャッキャ言って大喜びするんですよ。私には仕事前のトレーニングですが、口元の筋肉が動けば顔の血流も良くなって美容にもいいし、それで子どもをあやすことができるなんて一石二鳥だと思いませんか?
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元アナウンサーらしい工夫が、表情の若さを保つ秘訣となっているんですね
セミナーではよく絵で説明するのですが、人間の表情って眉がないと伝わりにくいんです。実際、心の底から何かを伝えようとするとき、顔全体が動くでしょう?声だけではなかなか伝わりませんよね。
テレビでは映像として見えるのでよくわかりますが、表情の見えないナレーションやラジオ番組でも、口元から眉まで顔全体を動かしながら表現しています。アナウンサーではなくても、たくさん会話をし、その会話表現が上手な人ほど、顔全体の筋肉を使っているはずです。
また、人はわからないことほど声が小さくなりがちです。コロンビア大学で日本語の講義では、はじめのうち、小さな声しか聞こえてきません。学生たちとって日本語は母国語ではないですからね。そこで、彼らを笑わせるような講義内容を考えました。大声で笑うときの呼吸は腹式呼吸です。笑うときの声は頬の筋肉を動かします。みんなで楽しく笑いながら会話を進めていくうちに体も表情も心もほぐれていって、だんだん大きな声が出るようになっていくわけです。
最近は、自信があってもなくても、口をあまり動かさずに話す人が増えました。そんな人たちには、大声で笑うこともオススメします。頬の筋肉を動かせば顔全体がほぐれ、腹式呼吸は肌のくすみにも効果的ですから。
10月26日のセミナーでは、そんなことをお話しながら、表情トレーニングをみなさまと一緒に楽しみたいと思っています。
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代官山ametuti water projectイベント
ametutiビューティフル・ウーマン セミナー&トーク 美しく輝く女性になる秘訣
〔体験セミナー〕外川智恵の「美しさを保つ 表情トレーニングでホウレイ線予防」
■日 時:2008年10月26日(日)午後1時30分〜2時30分
■会 場:代官山スタイルズカフェ(渋谷区猿楽町11-1 LaFuente代官山1F)
■参加費用:無料
■参加方法:ametutiモニタープラザからの応募で10組20名様(観覧は自由)
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外川智恵さん
1992年山梨放送入社。ニュースキャスター、ラジオのパーソナリティ等として数々のアナウンス賞を受賞の後、2001年フリーに。視覚的イメージ戦略の1つ「会話表現トレーニング」における独自メソッドへの支持は高く、米国コロンビア大学日本語学科の特別講師も務める。また、会話表現を楽しくアレンジした表情トレーニング他、経験と実績を活かしたセミナーも好評で、企業や各種イベントでの講師としても広く活躍している。フリーキャスターとしては、ニッポン放送とテレビ神奈川にレギュラー出演中。

